【GRAV 勝山氏インタビュー前編】「いつまで1人でやり続けるんだろうと悩んでいた」副業からの創業、forestへのブランド譲渡までの道のり
GRAVの成り立ちと設立経緯
セラー仲間からの話から、ブランドの譲渡(M&A)が選択肢の1つに浮上
それまではM&Aは自分とは別世界の話で、大きな企業がするものだと思っていたんですよ。ただ、仲間から話を聞くなかで、いずれはM&Aが目標の1つなのかなと考えるようになりました。
具体的に話が進み始めたのは、M&A仲介会社からの電話がきっかけです。そのときの私は、正直ブランド運営にしんどさを感じていまして。このままの体制でいくのは厳しいため、人を増やすなり何なり手立てを考えなければならないなと悩んでいた時期だったんです。「いつまでやるんだろうな」と考えていたタイミングだったこともあり、そのまま話を進めていただきました。
M&A仲介会社からECブランドに特化して承継を行っているforestを提案されて、そのままforestと話を進めることになりました。法人化から売却するまでの期間は1年半ほどです。
そのため、当初は完全に手を離すつもりだったのですが、途中からブランドに携われる契約内容に変更していただいています。
「できるだけ交渉はしたくなかった」forestへの譲渡を決めた理由
進行自体はこちらがやりやすいように進めていただけたと思っています。最終段階で金額を下げられてしまい、渋々その価格で契約したという話を聞いたことがあったんです。そういった交渉をすることに対し億劫な気持ちがあったのですが、独占交渉のハンコを押すタイミングで初期提案金額が提示され、そこから最終価格で下がることはありませんでした。「最終価格で下がるのは嫌だ」とこちらから伝えてもいまして、「そういうことはしませんので安心してください」と回答もいただけていました。
ブランド譲渡はセラーにとって1つのゴール地点
周りと話していて感じるのは、M&A後のイメージがない人が多いなということ。売却して終わりと感じている人が多いので、「そうじゃない選択肢もある」と伝えたいですね。もちろん、完全に手放したい方はそうした選択もできますが、私のようにブランドに携わり続けることもできる。いろいろな選択肢があると知れることで、M&Aを前向きに検討できる人もいるのではないでしょうか。
インタビューの後半では、ブランド承継後のforestの関わり方についてお話を伺います。
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