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【OVER’s 岩井氏インタビュー後編】「足りないリソースを補い合えるからこそ、大きな成長を目指せる」OVER’s代表が語るブランド譲渡後の変化、M&Aを経たからこそ挑める次なる挑戦とは

2023.09.25 m&a
forestへのブランド譲渡の裏には、どのようなやり取りや決断、ブランドオーナーの想いがあるのでしょうか。今回は、株式会社OVER’sの代表 岩井氏と、forestの代表 湯原伸悟の対談をお届けします。(以下、敬称略)

前編では、会社設立背景からforestへの事業譲渡に至ったリアルな経緯についてお届けしました。
後編では、譲渡後の役割分担、岩井氏が見据える次の挑戦についてお伝えします。

forestのリソースやノウハウを活用しながら、さらなる成長を目指す

湯原:
譲渡後の岩井さんの関わり方についてご紹介いただけますか。

岩井:
当初の想定から変わり、forestとご縁があったことで自分も会社に残ることにしたため、M&A前後で何かが大きく変わったということはありません。代表として私が残るので引継ぎをするわけでもないですし、そのまま変わらず運営させてもらっている感じですね。従業員もそのままなので、社内の雰囲気も変わらないです。

湯原:
そうですね。今回のM&Aでは役割の変更もしていません。岩井さんは信頼が置ける方ですので。

岩井:
M&A後に変わったことは足りないリソースを借りられるようになったことですね。今後拡大していくにあたって、互いに補完し合えるようになったことは大きい。現状ですと、forestにAmazon広告に長けている方がいて、彼がOVER’sに入ることで売上にプラスの影響を与えたという事例がありました。

あとは会社としての整備ですね。OVER’sは個人で始めて勢いのまま突き進んできた会社ですから、従業員の給与設計など、会社として本来整えられているべきところがまだ不十分でして。forestには組織運営のノウハウがあるので、活用しながら今整備を進めているところです。

湯原:
ちょうど期も変わりますからね。あとはECだけではなくオフライン物販向けの商品開発も進めていますよね。

岩井:
そうですね。それと同時に、大きな倉庫への移転など足元を固めています。準備を整え、より勢いのある成長を目指したいです。

湯原:
ブランド譲渡をされてみてのご感想はいかがですか?

岩井:
元々は、ブランド譲渡をしたら今までのやり方を変えなければならなかったり、自分の会社ではなくなる感覚があったりするのではと想像していたんです。経営から完全に手を引くイメージもありました。そうしたイメージとは大きく違ったなというのが感想です。「100のブランドをチームアップして世界で戦う」というforestの目標に沿ってさえいれば、自由に話を持っていけますし、フランクに相談ができると感じています。

OVER’s ガラスザムライは高い顧客満足度が評価され、楽天のショップオブザイヤーを獲得している

ブランドの譲渡を通じて資本を得たからこそできる、新たな挑戦

湯原:
最後に、OVER’sと岩井さん個人の今後についてお聞かせください。

岩井:
OVER’sに関しては、forestと一緒にやるからこそできるオフライン店舗での販売、大きな倉庫に移転しての出荷数を増やせる環境作りに取り組んでいきたいですね。

湯原:
岩井さんご自身としてはいかがですか?大きな会社を経営したいというお話もありましたが。

岩井:
そうですね、forestと一緒にOVER’sを一定規模まで成長させた後は、M&Aを経験した資本がある人だからこそできる挑戦をしたいなと思っています。もしかしたら、その先でまたforestにブランドを譲渡する道を選ぶかもしれません。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

湯原:
こちらこそ、そのときはぜひお願いいたします。M&Aをしたからこそできる事業に挑戦されているのは素晴らしいですね。今後の展開も楽しみにしています。

OVER’sゆかりの地 浅草にて


いかがでしたでしょうか。


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