【CAMP GREEB濱浦氏インタビュー前編】「M&Aは人生のターニングポイント」副業での創業からforestへのブランド譲渡までのリアル
forestへのブランド譲渡の裏には、どのようなやり取りや決断、ブランドオーナーの想いがあるのでしょうか。今回は、2022年4月28日に成立した株式会社ヒラケドアおよび自社ブランドCAMP GREEBのM&Aについて、同社の創業者である濱浦賢治氏と、CAMP GREEBの運営に携わるforestの村上慧悟の対談をお届けします。(以下、敬称略)
forest株式会社が、キャンプ用品ブランドCAMP GREEBを展開する株式会社ヒラケドアの株式を取得
CAMP GREEBの成り立ちと株式会社ヒラケドアの設立経緯
CAMP GREEBが販売する焚き火関連キャンプギア
当時の私は、個人事業主として稼ぎが増えると税負担が重くなることをあまり意識せず、流れに任せるままに売上を伸ばしていたんです。売上を上げていくのは面白かったですしね。そんなあるとき、縁あってお話した税理士さんから節税のことも踏まえて法人成を勧められ、法人化しました。
会社員をしながらの会社経営に疲弊し、M&Aを検討
一度起業すると、上場か倒産か売却の3つのルートしかないのだと思い、改めて何のために創業したのかに立ち返りました。そこで思ったのが、キャンプ好きが高じてモノづくりを始めたもののそもそも私が会社を設立したのは売上が伸びて税金対策をする必要が生じたからであって、会社を作りたかったわけではなかったという原点でした。
副業として会社を経営しながら、売上2億円が見えるところまできた。そうしたなかで、本業に勤めながらキャッシュフローを考えながら会社を伸ばしていくプレッシャーが負担になっていきました。もうこのあたりで一度清算したいと思うようになったころ、M&Aの仲介会社から「一度、興味本位でいいので見積もりを取ってみませんか」という電話を受け、応じたというのが経緯です。
事業と本業を両立しつつ、ブランド譲渡を検討する苦労
結果的に、その間に当初金額を提示してくれた会社の熱量が下がってしまった。M&Aの成立には結婚のようにある種の勢いがいるのだと学びました。
年が明けた2022年1月、仲介会社に「M&Aの検討を終了したい」と話をしました。仲介会社からは「もう少し待ってみてはどうですか」と引き止められました。あと残っていたのはforestとの交渉でしたが、ちょうどその日の夜に仲介会社から「forestが独占契約を前提に交渉したいと言っている」と電話を受けたんです。
2度目の面談前には「時間が空きましたが、覚えていただいていますか?お元気ですか?」とご連絡をいただきましたね。面談では両者の目線が合い一気に距離が縮まった印象で、そこからスムーズにM&Aの話へと進んでいきました。
forestへのブランド譲渡プロセスはスムーズだった
“Win-Winなご縁“で”人生のターニングポイント“となったforestへのブランド譲渡
forestでは日本のいいモノを世界へ発信するビジョンを掲げ、素敵なブランドの成長支援・M&Aを行っています。 ご興味のあるブランドオーナー様は是非下記からお問い合わせください。
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